新築マイホームのトイレを決めるとき、どこに気をつけたらいいのかな?失敗談を参考にしたいな〜
失敗のことなら、お任せください。
新築マイホームを建ててから、10年ほど経つクラハトです。
マイホームに関してはちょっとだけ先輩なので、トイレに関する失敗したこと、成功したことをまとめてみました。
参考になれば幸いです。
新築マイホームのトイレで失敗した5つのこと
「やっちまった〜」一生このトイレを使って暮らしていかなきゃならんのかぁ〜。トホホ…
では、1つずつ詳しく説明していきますね。
失敗①1Fのトイレが狭い
- トイレスペース縦:120cm
- トイレスペース横:82cm
- 便器先端から壁までの距離:40cm
トイレが狭いと感じる最大の原因は、便器の先端から壁までの距離が短いことです。
便器の先端から壁までの距離が短いと、なぜトイレが狭く感じるのかかというと…
便座に座ると目の前が壁!圧迫感があるからです。
ちなみに、便座の先端から壁までの距離は40cmです。
じゃあ、何センチくらいの空間をあけたらいいの?
私が思うには、便器の先端と壁までの距離は、せめて60cmくらいあったほうがいいです。
ぶっちゃけ、便器のデザインや機能よりも、ココは大事ですよ。
失敗②トイレの場所が玄関前
玄関を開けたら、目の前にトイレ!
「来客なんて少ないし、まぁいいか〜」と安易な気持ちで玄関前にトイレをつくってしまいました。
トイレが玄関前にあると、やっぱり不便です。
玄関前のトイレで最悪なのは、(大)をしているときに玄関先で妻が長話をはじめたときです。
こういったケースは年に1〜2回なので深刻な問題ではないんですが、やっぱり引っかかる部分です。
我が家は北向き玄関なので、トイレの位置が玄関付近に来てしまうのは仕方ないこと。
でも、もう少し位置を考えればよかったな〜と後悔しています。
失敗③1Fのトイレと2Fのトイレ機能に差をつけたこと
1Fのトイレと2Fのトイレの機能に差をつけると、機能が少ないトイレを使わなくなります!
- 1Fのトイレ:便座ウォーマー&ウォシュレット付き
- 2Fのトイレ:便座ウォーマーなし&ウォシュレットなし
↑このように機能に差を付けてしまうと、機能の少ないトイレは使わなくなります。
すると、どうなるか?
ホコリまみれ…。
フタをあけると、黒カビがゴッソリ。
き、きたない…
使わないトイレは、どんどん汚れていくんです。
予算を削るために、1Fのトイレだけ高機能にしがちですが、ぶっちゃけやめといたほうが無難ですよ。
失敗④ステンドガラスを付けてしまった
1Fのトイレの壁にステンドガラスを付けたのは無意味でした。
玄関を開けて目に入る位置にステンドガラスがあったら素敵〜!
と思ったんですが、トイレの壁に付けるのはNGです。
トイレに誰かが入っていると、薄明るくステンドガラスがキレイに見えるという…。そんなのいらん!というものでした。
失敗⑤収納が少なかった
トイレ内の収納が少ないと、別の場所にトイレ関連のアイテムを保管しなくてはならなくなります。
トイレの空間が狭いと収納も少なくなるのは普通なんですが、やっぱり不便です。
- トイレ掃除アイテムし
- 生理用品し
- トイレットペーパーし
- ニオイ消し
トイレットペーパーは頻繁になくなるので、10ロールほど入るスペースがあったほうがよかったです。
男性はわからないと思いますが、生理用品を隠しておける収納も必要です。できれば汚物入れも目立たない場所につくってあげるのがいいかと。
では、これよりマイホームのトイレで「これは成功だった!」という部分に入っていきたいと思います。
マイホームのトイレで成功した5つこと
うまくいったぜっ!
こちらも具体的に見ていきましょう。
成功①タンクレスにしなかった
※写真はタンクに化粧カバーを付けたセキスイハイム仕様です。
水を貯めるタンクがないタンクレスにしなかったことは正解でした。
タンクレスは魅力的ですが、デメリットもあるので慎重に考えたほうがいいですよ。
停電すると水が流れないってのは、ヤバいですね。
停電って、意外と起こりますから。
停電しても、乾電池を入れると使えるトイレもあるようですが、ぶっちゃけ面倒です。
普通にタンクありのトイレでOKだと思いますよ。
成功②フタの自動開閉付きなど、高機能トイレにしなかった
フタが自動で開閉するトイレはぶっちゃけいらないでしょう。
どこまで横着するの?
ほぼ家族しか使わないトイレに自動のフタいる?
自動の便フタは、レストランやホテルなどにあれば感動しますが、自宅ではぶっちゃけ自己満の世界でしょう。
ただ、手足が不自由だったり、高齢者のいるご家庭では活躍すると思います。
成功③人感センサーライトにしなかった
トイレに入ると自動的にライトが点灯する人感センサーライトは必要ないかと…。
人感センサーライトが必要な場所は主に3つだと思っていて、トイレに付ける意味はあまりないと思います。
- 玄関ポーチや駐車スペースなど、自動消灯したほうが便利な場所
- 玄関内など、荷物を持っていてスイッチを押すのが大変な場所
- 防犯対策する必要のある場所
トイレはドアの横にスイッチがついていれば問題ないでしょ?
昼間にトイレ掃除するとき、いちいち付いたり消えたりすることが予想できるので、私はトイレに人感センサーライトを付けませんでした。
成功④トイレットペーパーホルダーをダブルにした
トイレットペーパーホルダーをダブルにすると、片方のロールが少なくても、気にせずトイレに入れるという地味なメリットがあります。
もし、シングルのホルダーだった場合を考えてみてください。予備のトイレットペーパーがあるか確認して、予備がない場合は補充用のトイレットペーパーを用意する必要があります。
「もれる〜」ってとき、そんな余裕はありません。
トイレットペーパーホルダーは、ダブルが便利!
成功⑤緊急時に外から鍵を開けられるドアにした
外から鍵を開けられるドアですと、家族の誰かがトイレに入っているときに、もしものことがあってもすぐに救出できます!
カギ付近にある「ー」部分をドライバーなどで右に回すだけ!
簡単に鍵が開く仕組みとなっています。
このドアは自分が希望したわけではなく、セキスイハイムで提案してくれたものです。
今のところ、子供が怒り狂ってトイレに閉じこもったときくらいしか使用していません。
ですが、もしもトイレ内で家族の誰かが倒れてしまったと考えると、鍵は外から開けられたほうがいいですよね。
そうでなければ、トイレをぶっ壊すか、鍵屋さんを呼ぶしかないですから。
10年間マイホームに住んで思うトイレに最低限必要なものを考えてみた
- 便座ヒーター
- 使いやすい収納(ペーパー、生理用品、掃除道具が入る)
- ウォシュレット
- 圧迫を感じない広さ
- 外から開けることのできる鍵
上記を軸に、その他に取り付けたいものを予算が許す限りプラスしていけば失敗は減るだろうと思います。
もしも、マイホーム打ち合わせ時に戻れるならトイレはこうします!
- 玄関近くにトイレを設置しない
- 壁にステンドガラスは付けない
- 2Fトイレは1Fトイレと同じ機能にする
- 便器先端と壁の距離は60cm以上離す
- 最低限必要なものだけにして予算を削る
- 便座ヒーター、ウォシュレットを付ける
- 収納はペーパー、生理用品、掃除道具が入るくらいの広さにする
- トイレの明かりは自動センサーにしない
- トイレットペーパーホルダーはダブルにする
- 鍵を外から開けられるドアにする
- タンクレスにしない
予算が少なくても、これだけ気をつけたら失敗のないトイレになるのかな?と思います。
失敗を減らす!賢いトイレの選び方
- 実際のトイレに入ってみる
- 便座に座ってみる
- トイレットペーパーホルダーの使いやすい位置を確かめる
- 収納場所は使いやすいか確かめる
- タンクレスとタンクアリの違いを確かめる
- トイレの広さはどのくらいがちょうどいいか確かめる
- 掃除はしやすいのか?確かめる
マイホームのトイレを決める際は、モデルハウスのトイレを見るだけじゃダメです。
実際便座に座って、用を足す状況で使ってみることが大事!
図面を見たり、トイレのカタログを見たり、ショールームの便器を見るだけだと表面的なことしかわかりません。
最新のトイレ設備でなくても、広さや位置関係などを意識するだけで、トイレの使いやすい部分や使いづらい部分が見えてきます。
最後に
トイレは1日何度も使う場所です。最低限の使いやすさは確保したほうがいいですよ。
最新機能の便器は魅力的ですが、ぶっちゃけ予算に余裕があれば付けたらいいんじゃない?って感じです。
あと、年に何回かはトイレ詰まりが起こります。なので、ラバーカップは用意しとくといいですよ。
ラバーカップを置く場所も考えておくと完璧です。
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